障害は重くとも

みなさまご存じの方もいらっしゃいますが、私の娘は、最重度の知的障害を伴う自閉スペクトラム者です。ADHD、てんかんも持っています。

自分の気持ちを表現できる手段をほとんど持たず、また危険も理解できないため、現在21歳ですが一人で外出は不可能です。もちろん働くことも無理です。
ですが、私のおなかの中にいるときからず~っと音楽を聴いて育ってきたからか、音楽…とりわけ歌が大好きです。
ピアノを教えた時期もありました。今でも簡単な曲なら両手ユニゾンや交互奏、コード弾きつつの8小節くらいの曲でしたら弾けます。
しかし親の欲が裏目に出て(要はついつい我が子にはピアノに関しては厳しくしてしまって(;´・ω・)…)、ピアノはあまり好きではありません。
これは私の一生の反省点です。。
ところが意外や意外、気分転換に歌わせていた「歌」は大好きなままなのです。これは、私がなんにも厳しくせず彼女の好きにさせて、歌詞が間違っても音程が多少違ってもいきなり1オクターブ下がっても(彼女は『うっ、高い!』と感じると、無理せずその場所だけいきなり1オクターブ下げて歌う術を身につけました)、ほとんど指摘せずに楽しく歌わせていたからだと思われます。
どのピアノの先生もおっしゃいますが、「我が子を教えるのはムリ!」…難しいんですよね。親が先生の場合、子どもに対してついつい感情的になってしまうからです。生徒さんに対しては一切そうではないのですけれど、ね。
我が子というのは、すでに一つの”個”として生きていると親は認めているにもかからわらず、やはりどこか自分の分身のような気持ちでいるからでしょうか。
ただ、娘の場合は他の先生で引き受けてくださる先生が身近にいなかったので、私が教えるしかなかったのが現状です。
現在、私は発達障害ピアノレッスンのFBグループや単独で講師としてセミナーに時々呼んでいただく立場になりました。ひと昔前と比べて、発達障害児・者への理解も、指導してくださる先生方も増えました。でも娘の障がいはあまりにも重く、扱える先生がいなかったんですね。
…ついつい長くなりましたが、そんな「おうただいすき!」娘が一番好きなことをブログで紹介させてください。動画を載せました。どうぞご覧くださいませ。
☆『はっせいれんしゅう』