◇1オクターブ幅の音の階段◇
この教具は、幼児や発達障碍児の音の並びと高低の理解をより深めます。
卓上やピアノの鍵盤上で使用できます。この音の階段は、幹音のみを学びの対象にしています。また、音の高低が理解できれば良いのであえて全音半音の区別を階段の段差に反映させていません。
全音・半音を区別する、また派生音を理解する前に覚えるべきなのが、
〇ピアノでは左から右へ向かって音が上がり、右から左へ向かって音が下がるということ
〇音の並び順は決まっていること
…この2点ですね。
教える側には当たり前でも、生徒にとっては当たり前ではないことが多いもの。当たり前でないならなおさら、スモールステップで学びを促していくのがベストでしょう。一度にたくさんの情報を処理するのは幼児や発達障碍児には難しいことです。全音・半音の区別や、派生音については少し横に置き、まずは上記の2点を理解してもらうために「音の階段」を使います。
音の並びや高低の関係性を視覚化したものが「音の階段」です。視覚化することで「音」の存在をより立体的にとらえることができ、感覚的に覚えることで記憶に残りやすくなると思います。
このことは、いずれは全音・半音や派生音の理解、和音の基本形→展開形の理解からその先へとつながる重要なステップであると考えます。音の階段を使って先生が生徒にクイズを出し、即座に応えられるようになるまで、根気よく指導し続けていくことが大切です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
※音の階段をご購入されたみなさまへ※
音の階段をレッスンで活用するための資料をご紹介いたします。
①中嶋恵美子先生の紙面教材「音の並びと高低の一致」
②1オクターブ幅の鍵盤シート
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
また、このページでは音の階段について、もう少し詳しく語っていけたらと…勝手ながら思っております。お付き合いいただけましたら幸いです。
「音の階段」は8年の歳月をかけて現在の形状になりました。
(ご参考記事→「音の階段」リニューアル新発売!)
引き続きレッスン教具のSHOP「やすこ先生のお店」で絶賛販売中です。
(※ご注文はお問合せからどうぞ)
おかげさまでこれまでたくさんの先生方が購入され、ご好評をいただいています。
実際に指導する先生方が、生徒さんへのアプローチをしやすいように工夫を重ねています。
より効率的な学びにつながりますように。
私は明確な指導目的とともに、この教具をレッスンで活用しております。
視覚的にまた感覚的にも、音の並び(可逆的な音の並び)を覚えやすく、音の高低についてもよくわかるようです。
幼児さんや発達障碍児が「音の並びと高低の一致」について、理解を深めていってくれたら嬉しいです。
☆ムジカノーヴァに掲載された記事をまずご紹介させてくださいませ。
「音の階段」~平面バージョン~
が掲載されました。
SHOPでは立体の音の階段を販売して
おりますが、こちらは平面バージョン。
厚紙付録になっており、切り取ってすぐ
レッスンで使うことができます。
使い方の詳細は79ページに。
さらにわかりやすい解説を動画にて
ご紹介しています。
全国の先生方が本当に使える!と
思える教材やアイデアをご提供して
参りたいと思います。
隔月の掲載、次に私の付録が登場する
のは、3月号です。
この「音の階段」~平面バージョン~と
連動して活用できる教材を載せる予定です
ので、ぜひご覧くださいませ。
今回の掲載についてブログに綴りました。こちらからご覧くださいませ。
また、この厚紙付録「音の階段~平面バージョン~」の作り方(組み立て方)も
画像とともにわかりやすく説明しております。こちらからどうぞ(^^♪。